まちづくり推進機構について

事業方針及び事業計画

27年度事業報告


28年度事業計画

1.事業執行方針
①中心市街地活性化事業への積極的な取組 全国の景気動向を見ると,大胆な金融政策や機動的な財政政策など,民間投資を喚起する成長戦略を柱とする経済財政政策の推進により,雇用・所得環境が改善するなど,緩やかな回復基調が続いている。
ただし,中国を始めとする新興国経済の景気減速の影響等もあり,個人消費や民間設備投資の回復に遅れがみられ,国が推進する政策の効果の恩恵を受けられていない地方の中小零細企業の存在がみられるなど,本市中心市街地においても同様の状況が懸念されるところである。
このような状況の中にあっても,宇都宮市中心部の居住人口の増加による賑わい創出に向けた取組や,中心市街地へのLRTの早期乗入れによる今後の中心市街地の活性化に向けた取組に期待が高まるところである。
本年度は,これらの状況等を踏まえ,当機構が魅力ある中心市街地の形成や賑わいづくりに寄与することを目的とし,中心市街地活性化事業の積極的な実施や,新たな公益的事業の堀り起こしに努めていくこととする。
  • (1)中心市街地の魅力と賑わいづくりのための中心市街地活性化事業への取組
  • (2)LRTのJR駅西への導入促進とその効果を市民に周知するとともに,公共交通ネットワークの充実に向けた取組
  • (3)当機構が担うべき公益的事業の検討

②当機構の発展に向けた取組 中心市街地活性化事業を継続して推進するためには,当機構の安定した組織運営が必要であることから,そのための経営基盤の拡充に向け,更なる会員の確保・増強や収益事業の発掘に努めることとし、自立的な経営体の在り方についても検討する。
  • (1)会員増に向けた入会強化月間を設け,会員の確保に努める。
  • (2)中心市街地活性化のための事業を積極的に推進するとともに,当機構の認知度向上のための広報活動を充実する。
  • (3)安定した財源を備えた経営体の在り方を調査・研究する。

2.事業計画
中心市街地活性化事業の実施
(1)オープンカフェ事業の企画立案・社会実験の実施
まちなかに新たな集客スポットとしての「オープンカフェ」の実現に向け,事業コンセプトや出店ルールなどを企画立案するとともに,オープンカフェの本格運用でのテーブルやイス等の占用物件の設置位置や安全性,人の動線,店の集客や回遊性などの効果や課題を検証する社会実験を実施する。
(2)釜川整備活用事業
  • 釜川の景観提案や活動事業の検討を行っていく。
  • 釜川美化活動(花植え及び管理・清掃活動) ⇒新橋から御橋間を重点区間とし,釜川プロムナード沿いの定期的な花の植え替え及び管理と清掃活動を実施する。
(3)イルミネーション事業
  • 宇都宮市中心市街地活性化基本計画において,「冬の夜間景観賑わい創出事業」として位置付けられており,宇都宮の冬の風物詩として定着してきている。
  • 今年度も「うつのみやイルミネーション2016」として実施するが,規模,内容について検討しながら,冬の夜間景観の創出と中心市街地の賑わいにつなげていく。 ⇒「イルミネーション点灯式」や「一晩だけのワイン村」などのイベントの相乗効果を図る効果的な演出や,魅力ある飲食ブースの設置を行う。 ⇒イルミネーションの内容・演出等の検討,市民が参加可能な内容の検討を行う。 ⇒実行委員会の連携を更に密にし,一体的・効果的な事業運営を検討する。 ⇒実施期間 11月下旬~1月中旬
(4)大谷石蔵活用事業
宇都宮の地域資源である大谷石蔵や歴史的建物の保存・活用を図るため,建物の概要などのデータベース化を進めながら,所有者に対する保存策などの働きかけや提案,借り手とのマッチング支援を実施する。
また,大谷石マップ「石の街うつのみや遺産と景観」を活用したまちなか散策の企画・提案をする。
(5)駅東口地区等の整備に関する調査研究事業
LRTの整備状況や宇都宮市の情勢を見ながら,駅西口を含めた駅東口地区の整備に当たっての望ましいまちの機能や推進方策について,引き続き調査研究を行う。
(6)LRTの導入促進に向けた事業
早期導入が中心市街地の再生・活性化に必要なことから,商工会議所等経済団体とも連携して,導入促進に向けたさまざまな活動を行う。

3.部会等の活動
①総務部会
  • 中心市街地活性化の検討及び実施について
    (ア)まちづくり推進機構の収益事業を含む抜本的取組体制の見直し
    ⇒クラウドファンディング導入の実施に向けた検討
    (イ)駅東口研究会への参画
    (ウ)中心市街地活性化に係るイベント等の広報活動
  • まちづくり推進機構の組織強化及び広報活動の充実
    (ア)会員の確保・増強
    ⇒入会強化月間を設け,会員増に向けた積極的取組を実施する。
    ⇒新規入会会員・賛助会員との意見交換会を定期的に開催する。
    (イ)推進機構の認知度向上
    ⇒推進機構の認知度向上のために様々な広報活動を実施する。
[宮再発見専門委員会]
郷土の歴史再発見の取組について
  • 旧町名を活用した中心市街地活性化策の検討・提言
  • まちなか情報紙の発行
  • 桃太郎山車の利活用方策の検討

②まちづくりと交通部会 新交通システム(LRT)の市民へのわかりやすい情報提供について
  • 将来的なJR宇都宮駅西口側への延伸を視野に入れ,AR(拡張現実)等新技術の活用による,交通ルールや安全性などが具体的にイメージしやすい情報の提供
  • 模型の展示のほか,CG動画,冊子,パンフレット等の活用など

③魅力ある都心創造部会
  • オープンカフェ事業の企画立案・社会実験の実施
  • 釜川の魅力発信と賑わいづくりのための春の宴「川床桜まつり」,夏の宴「夏のイベント」及び「釜川ウオーキング」の実施
  • 上から見るぞ立体観戦クリテリウムの実施
  • イルミネーション事業
  • 「全国餃子サミット」,3人制バスケットボール国際大会「FIBA3×3ワールドツアー・マスターズ」の支援

[歴史的建物活用特別委員会]
  • マッチング事業
    (ア)歴史的建物物件のリストアップ
    (イ)貸し手と借り手のマッチング「空き家バンク」の運営
    (ウ)大谷石蔵等歴史的建物の活用に関する支援制度の要望
  • まち歩きの企画・立案事業
    (ア)大谷石蔵を巡るコースの企画提案
    (イ)歴史的建物を都市型観光に活かすコースづくり
  • 宇都宮市空き家対策プラットホーム協議会への協力
[特別委員会 宇都宮駅東口研究会]
  • 駅東口地区等の整備に関する調査研究の実施

④イルミネーション事業の実行委員会等 「うつのみやイルミネーション2016」として,宇都宮市中心市街地ライトアップ実行委員会と歴史と光のフュージョンプロジェクト実行委員会の相互協力に加え,中心商店街の各イルミネーション事業と密接に連携することによる効果的な事業展開の実施

4.中心市街地活性化協議会の運営
第2期宇都宮市中心市街地活性化基本計画の推進に向け,各民間事業の具現化につながる取組の実施