令和元年度 事業報告

1.会議の開催

宇都宮市が策定する「第3期宇都宮市中心市街地活性化基本計画」について,幹事会が中心となり計画の方向性や施策について検討を進め,最終案については,令和2年2月26日に開催した総会で協議し,3月12日に宇都宮市長あて意見書を提出した。

(1)総会・幹事会の開催

開催日 会議名 主な議題
令和元年7月30日 第1回総会
  • ・平成30年度事業報告及び収支決算について
  • ・令和元年度事業計画(案)及び収支予算(案)について
  • ・第3期宇都宮市中心市街地活性化基本計画(※以下中心市街地活性化基本計画)の策定について
令和元年11月12日 第1回幹事会
  • ・中心市街地の将来像と計上事業について
  • ・活性化戦略について
  • ・計画区域について
令和元年12月19日 第2回幹事会
  • ・中心市街地活性化基本計画の素案について
  • ・目標値の設定について
  • ・活性化に向けた推進体制について
令和2年1月17日 第3回幹事会
  • ・目標値の設定について
  • ・活性化に向けた推進体制について
令和2年2月26日 第2回総会
  • ・中心市街地活性化基本計画(案)について
  • ・中心市街地活性化基本計画(案)に対する意見書(案)について

2.低・未利用地の利活用に係る調査研究事業【市と共催】

(1)低・未利用地利活用社会実験「KAMAGAWA YARD」の実施

釜川ふれあい広場やコインパーキングなどの公共空間等を活用した官民連携による賑わい創出等の社会実験を通して,周辺エリアの価値向上のための検証を行うもの
①期 間
令和元年11月2日~令和2年1月15日
②概 要
人口芝の敷設やバーカウンターの設置,キッチンカーによる飲食の提供,催事の実施などを通じて賑わいと憩いの場を創出し,来街者の行動変容等についてアクティビティ調査などによる検証を行った。
③結 果
通行量や滞在者の増加など一定の賑わい創出効果が見られたことから,引き続き,民間事業者主体の事業モデルとして社会実験を実施していく。

(2)ポケットパークを活用したイルミネーション事業の実施

低・未利用地を活用し夜の賑わい創出を図るため,中心市街地のイルミネーション事業と連携し,ポケットパークにおいて大学生によるイルミネーションの企画装飾を実施
①期 間
令和元年12月13日~令和2年1月24日
②会 場
栃木県産業会館東側ポケットパーク
③内 容
敷地内広場にサーカスをイメージした光のオブジェの設置

3.事業化支援制度「宇都宮街なか元気プロジェクト事業」の実施

(1)目的

中心市街地活性化に資する研究や社会実験・検証などを行う団体等に対し,その研究や社会実験・検証等に要する費用の一部を助成することにより,市策定の中心市街地活性化基本計画が目指す活力と賑わいのある街なかの実現とまちづくり活動団体等の育成を促進するため実施するもの

(2)支援実績

No. 申請団体 研究テーマ
1 宇都宮市3大学連携
学生チーム
JR宇都宮駅西口における再開発構想図の制作 
2 釜川から育む会 釜川の生物多様性確保を目的とした継続的なデータ計測環境の確保とその実証実験
3 宇都宮大学
都市計画研究室チーム夜
泉町・本町の衰退の原因を探り,活性化のための有効な施策について検討(ライトアップ実験と効果検証など)

4.研修会の開催

(1)「未来を語る まちづくりシンポジウム」の開催【宇都宮まちづくり推進機構と共催】

①日 時
令和2年2月19日(水) 午後2時〜4時30分
②会 場
宇都宮共和大学 宇都宮シティキャンパス
③内 容
「あなたの想いまちづくりに~いまを見つめ 未来を想う~」をテーマとした講演とパネルディスカッション